よりよい治療環境が実現しました!...①
杉山産婦人科理事長・院長 杉山力一先生・中山浩次先生のお話
2018年11月発行『i-wish ママになりたい 20代・30代・40代の不妊治療』
杉山産婦人科
理事長・院長 杉山力一先生・中山浩次先生
より便利な環境を実現
杉山産婦人科グループに2018年1月、新たに不妊治療を専門に行う杉山産婦人科 新宿がオープンしました。今まで本院となる世田谷に産科とともにあった生殖医療科(不妊治療部門)を新宿駅からすぐ近くの場所へ移転開院したのです。
それは、患者さんにとってよりよく、より便利な環境で治療を受けていただくため、と理事長は話します。
よりよい環境、より便利な環境とは、いったいなんでしょう。
仕事と不妊治療の両立のために
まず、大切に考えたのが「仕事と治療の両立」です。
不妊治療は通院回数が多い上に、長期間に及ぶこともあるため、仕事をやめざるを得ないケースも少なくありません。そこで「仕事を続けながら、無理なく通院できる環境」を考えました。
それにはまず診療時間の改善です。毎朝8時から受付がはじまり、仕事が終わってからも通院しやすいよう、毎週月、水、金曜日には19時まで診療と、18時半まで胚移植を行うこと。そして、土日祝日も診療を行い、夫婦で通いやすい体制を整えるようにしました。
そして、もう1つが立地条件です。新宿駅は、乗り入れ路線も多く、通院されている患者さんたちの多くが利用していました。ですから、新宿駅近くであることも大事な条件でした。
あなたに合った治療を
現在、初診にみえる患者さんの平均年齢は37歳くらいで、通院されている患者さんの平均年齢は40歳近くになります。
年齢が高くなればなるほど妊娠は難しくなり、個々に適した治療をより追求することが必要になってきます。
そのため、杉山産婦人科 新宿 では、より個々の状況にあった治療ができるよう、さまざまな専門外来を設けました。
その1つに卵子アンチエイジング外来があります。この専門外来では、血液検査などから個々の栄養状態を調べ、分子栄養学の観点からその人にとっての必要な栄養、足りない栄養の効果的な摂り方と合わせて、サプリメントの案内を栄養療法専門医がしています。個人個人の栄養面や体質面を見直し、卵子の質をあげ、妊娠率のアップを目指すというものです。
また、内視鏡手術では、年齢が若く、ある程度時間的な猶予があり、なおかつ不妊原因がわからないなどの人を主な対象者としています。子宮内膜症などで卵管の通過性に問題がある場合には、腹腔鏡や卵管鏡下卵管形成術(FT)で癒着を剥がして通過性を回復させることで自然妊娠という希望を叶えることもできます。これらの手術は杉山産婦人科 丸の内で、日帰りで行うことができます。今まで腹腔鏡の手術は予約が多く、手術を行うまでに間がありましたが、かなり短縮しました。
また、男性不妊外来もあります。そして、難治性着床不全外来が最大の特徴となります。
杉山産婦人科 杉山力一先生・中山浩次先生のお話
2018年11月発行『i-wish ママになりたい 20代・30代・40代の不妊治療』
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