できるだけ早く赤ちゃんを授かって欲しい!その思いで自分が信じる治療を推し進めています。…①

日暮里レディースクリニック　奥田剛院長のお話

2018年2月発行『i-wish ママになりたい　不妊治療バイブル』

日暮里レディースクリニック

奥田剛院長

開院しての現状と私の治療方針

■開院されていかがでしょう？

はじめは患者さんご夫婦がどのくらい来てくださるか心配しておりました。しかし、開院して１年が経った現在、予想を上回る患者さんがいらっしゃっています。その影響で、大変心苦しいのですが患者さんの人数制限をさせていただく状況もでております。

患者さんお一人おひとりをクオリティ高く、丁寧に診るためには診察に時間がかかりますが、その影響で他の患者さんの待ち時間が長くなることが生じていたのです。

なかには医師やスタッフを増やして対応すればよいのではないかという見方もあるでしょう。しかし、体外受精には色々な治療方法がありますから、自分が習得して納得している技術で治療を行うためには、可能な限り私が診療を行なうことが肝心だと思っています。

また、そのためにも、自分の健康管理に十分に気をつけるようにしています。

体外受精は刺激周期が主体

■具体的には、体外受精はどのような治療周期で？

患者さんご夫婦には、できるだけ早く結果を出してあげたいという思いから、当院では体外受精の治療周期は、刺激周期を主体としています。卵子を多く採れる方からは、なるべくたくさん採った方が良い結果が得られ、確率的にも多くの卵子があれば、いい卵子との出会いも多くなりますし、そこから妊娠という結果も早くでると考えているからです。

もちろん、その方向性で良いかはＡＭＨやエコー診断の結果、年齢などから判断し、その方やその周期に最も合った方法を提案させていただいています。

できるだけ早く赤ちゃんを授かって欲しい!その思いで自分が信じる治療を推し進めています。…②

日暮里レディースクリニック　奥田剛院長のお話

2018年2月発行『i-wish ママになりたい　不妊治療バイブル』