不妊治療を迷っているのなら、まずは一度、ご相談を!…①

愛育レディーズクリニック 西村 陽子院長、田近映子医師のお話 
『i-wish ママになりたい 不妊治療のギモン』より




ここでの治療方針、治療の流れは?

 私たちのクリニックでは特に型にはめた診療はしていません。年齢やからだの状態、ご希望など個々の患者さんに合わせて診療、治療方法を決めています。  最近は体外受精に特化したクリニックも増えていますが、ここでは患者さんの治療歴やご希望などを考慮し治療周期に合わせて患者さんと相談しながら、タイミング療法、人工授精、体外受精を選択するようにしています。もちろん、検査結果からすぐに体外受精の適応が考えられる場合もありますが、タイミング療法による治療や人工授精で結果が出ない場合にはまず体外受精の勉強会に参加してもらい、治療について理解していただいたうえで体外受精にすすむことを検討していただいています。  他院で3回体外受精をして妊娠せず、当院へいらっしゃってすぐにタイミング療法で妊娠された方もいらっしゃいます。また、年齢で治療をお断りすることはありませんが、年齢による妊娠率などを説明し、ご理解していただいた上でご希望があれば診療しています。 


どのような患者さんが多いですか?

 患者さんの大半はお近くにお住まいの方です。年齢は35~40歳前後の方が多く、第一子を当院で妊娠され、第二子をご希望で来院される方も多くいらっしゃいます。  連携している愛育病院を受診された際、不妊についてのご相談を受けた場合に、当院にて検査や治療をおすすめすることがあります。


カウンセリングに力を入れているそうですね

 はい、初診でご希望があれば不妊カウンセラーがカウンセリングを行います。  所要時間は30分程度。ここで患者さんのご希望やこれまでの治療経緯などを伺います。また、今後の検査・治療スケジュールや年齢による妊娠率をお伝えし、患者さんの質問などにもお答えします。  初診カウンセリングをご希望されない場合には、初診から医師が診察し、問診や検査の説明なども行っております。ただ、カウンセリングのようにまとまった時間を取ることは難しいので、より詳しい検査の説明を聞きたいという場合や、相談したいことがある場合などは、不妊カウンセラーによるカウンセリングの利用をおすすめしています。 


不妊治療を迷っているのなら、まずは一度、ご相談を!…②
不妊治療を迷っているのなら、まずは一度、ご相談を!…③


愛育レディーズクリニック 西村 陽子院長、田近映子医師のお話
2016年4月『i-wish ママになりたい 不妊治療のギモン』


i-wishママになりたい

不妊治療専門誌i-wishママになりたいの中で取材したクリニックを紹介しています。